日本最初大保納豆由来
伝承 日本最初糸引き納豆仕込みの地出羽の国仙北郡藤木村大保四十二館
一条天皇寛仁元年八幡太郎源義家公、後参年合戦先陣の砌、藤木村大保の四十二館に本陣を敷、秋冬の戦の為馬糧として土地の農民に煮大豆の供出を命ぜられました。農民は急ぎ煮大豆を俵に仕込み供出いたし、係の兵は馬の背に付けて金沢の合戦場に運び込、陣所の納屋に数日積み重ねておきました、そうした処薫香を発し大豆に粘りが出ており試食すると独特の風味があり中々にうまいものでしたので、膳部の兵が義家公の食前に献上致した処義家公もその美味なるに驚き将兵一同にこれを分け与えたのであります。
之により、藤木村大保が糸引き納豆仕込みの地、金沢村が納豆発祥の地と伝えられております。